【初心者向け】試合で通用するサーブの習得方法を解説

あなたは、「サーブが入らない」「サーブが浮いてしまう」などの悩みを抱えていませんか？

バドミントンにおけるサーブは、ラリーのスタートだけでなく、試合の流れを大きく左右する非常に重要なショットです。

試合開始の第一打で主導権を握るためにも、正確で多彩なサーブ技術の習得が求められます。

サーブにはロングサーブ、ショートサーブなどの種類があり、状況や戦術に応じて打ち分けることが勝敗を分ける鍵となります。

この記事では、バドミントン初心者にもわかりやすく、日々の練習に役立つサーブの基本やコツ、練習方法を詳しく解説します。

サーブ全体に共通する練習のポイント

サーブを打つ上で重要なポイントは以下の4つになります。

それぞれ詳しく説明していきます。

基礎打ちの中でサーブを意識する

基礎打ちのラリーを始める時にも、サーブ動作を取り入れることで、自然にコントロール力や再現性が高まります。

基礎打ちだからといって適当に打ち始めずに、クリアーやドロップ・スマッシュの時はロングサーブ。

ヘアピンの時にはショートサーブを意識してラリーを始めるようにしましょう。

シャトルの位置をしっかり見る

シャトルを打つ直前までしっかり目で追い、ラケットの中央に当てるように意識しましょう。

大きく振らず、コンパクトにスイングすることで安定感が増し、ミスが減少します。

もちろん、シャトルを打った後は飛んでいくシャトルをしっかりと見て次の球に備えましょう。

フォームを毎回一定に保つ

サーブの動作を一定にすることで、相手にコースを読まれにくくなります。

併せて、サーブを打ち始める場所も決めてしまうと自分の中のサーブルーティーンが出来てきます。

必ず行うサーブのルーティーンを決めることで、心にゆとりが生まれラリーに集中することが出来ます。

的を用意する

カゴやマーカーを使って狙う位置を明確にし、精度を高める練習が効果的です。

的を用意することで場所の基準が生まれ、自分の狙いたい場所への修正が楽になります。

ショートサーブの練習ポイントと具体的な方法

本記事では、ダブルスでよく使われるバックハンドのショートサーブのポイントを解説します。

正しい姿勢で構える

背筋を伸ばし、目線を安定させて構えることで、安定したショットにつながります。

バドミントンのサーブは、地面から115cmの高さまでの間で打つことで出来ます。

高い所で打つことで、サーブが浮かなくなり有利にラリーを始めることができます。

背筋を伸ばし高いところでサーブを打てるように意識しましょう。

サーブ動作の順番を工夫する

シャトルのブレを無くすため、シャトルを持つ腕はサーブを打つまで動かさないようにしてください。

シャトルを放す→ラケットを動かす→シャトルを打つの順でサーブを打つと、サーブが安定しミスを減らすことが出来ます。

サーブが浮く場合は後ろに下がる

サーブが高く浮いてしまう時は、少し立ち位置を下げて打つことで改善できることがあります。

シャトルは曲線を描き相手のコートに向かって動いていきます。

ネットの手前に一番高くなるポイントを持ってくると、残りは下に向かって落ちるだけなので浮かないサーブを打つことが出来ます。

ロングサーブの練習ポイントと具体的な方法

本記事では、シングルスでよく使われるフォアハンドのロングサーブのポイントを解説します。

インパクトでだけ力を入れる

強く打とうとしすぎると力が入りすぎてミスにつながります。

リラックスしたフォームでラケットを振りましょう。

また、スイング全体に力を入れるのではなく、打つ瞬間にだけ力を加えるよう意識します。

手首を捻りながら力を入れると、ラケットが鞭を打つように動きより強いサーブが打てます。

体重移動を使ってサーブを打つ

後ろ足から前足へスムーズに体重移動することで、自然に力のあるサーブが打てます。

後重心の時に前足のつま先を上げ、前重心の時に前足のつま先に力を入れて体重移動を完成させましょう。

また、腕ではなく体幹全体でシャトルを運ぶような意識を持つことで、安定性が向上します。

体重移動と腰の回転を使って打つと、無理のないフォームで飛距離が出せます。

初めはラケットを使わずに体重移動と腰の回転をゆっくり行い、体の動かし方を覚えましょう。

コルクを狙って正確にヒットする

シャトルのコルク部分をしっかりと狙い、正確にヒットさせることで直線的で伸びのあるサーブになります。

サーブのフォームを毎回一定にすることで、スイートスポット(ラケットの中心)にシャトルを当てることが出来るようになります。

まとめ

サーブは、バドミントンの試合展開を大きく左右する重要なショットです。

安定したフォームと精度の高いコントロールを習得することで、ラリーの主導権を握ることができます。

自分に合った打ち方やタイミングを見つけるには、繰り返しの練習と試行錯誤が欠かせません。

今回紹介した基本の練習ポイントを意識しながら、自分の課題に合ったサーブ練習を続けていきましょう。

はじめはミスをしても構いません。継続することで少しずつ上達し、試合で自信を持ってサーブを打てるようになります。

安定したサーブは、試合を優位に運ぶための大きな武器となります。

自分が上達するには上手な人のプレーを真似するのが一番の近道です。
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